外壁塗装・補修

福岡市博多区・商業ビル

2023年10月19日

築60年のビルの外壁塗装

施工概要 / OVERVIEW

【地域】福岡市博多区 【施工内容】商業ビル 【工期】250人工 【施工箇所】ビルの外壁 【建物構造】RC9階建て地下2階

工程の概要 / PROJECT DETAILS

【1】足場を立てて、シート養生を行う 【2】調査を行う 【3】外壁の高圧洗浄を行う 【4】既存シーリングの撤去・クラックのU字カットなどを行う 【5】外壁の剥がれ箇所やクラックの補修などを行う 【6】防水材を塗り(2回塗り)、トップコートを塗る(2回塗り) 【7】分譲部分のベランダを塗装する

工事の概要

福岡市博多区のビル(2棟)の外壁塗装工事を行いました。 当社は大阪の会社で、お客様も大阪の方ですが、物件だけ福岡にあるという状況です。 「なかなか福岡で工事を請け負ってくれる業者が見つからない」とのことで相談をいただき、出張費をいただいて当社が工事を行うことになりました。補修から塗装まで一括で請け負うことにより、費用は抑えられています。 ビルはいずれも築60年ほど経っており、これまでに本格的な補修工事は行っていないため、多くの破損・クラックが発生していました。 特に問題だったのは、外壁内で鉄筋が劣化・膨張することで起こる「爆裂」という現象による、外壁の亀裂・浮き・剥離です。クラック(ひび割れ)も多数ありました。 そうした箇所を補修し、シーリングもやり替えて、防水性の高い塗料を用いて塗装を行いました。

今回の工事の内容

【1】足場を立てて、シート養生を行う
ビルの外壁塗装にあたって調査を始める前に、足場を組み上げました。
基本的に隙間は狭く、50cm程度しかないところも多かったです。 さらに足元には配管が多数あり、足場を組みにくい環境といえました。 当社は普段大阪で工事を行っています。 大阪は、狭小ビルが多い土地柄のため、狭いところでの足場組みには慣れています。 その経験が、今回の福岡の工事でも活かされました。
塗料が飛散しないように、足場を覆うようにシートをかけて、養生とします。

【2】調査を行う

塗装を行う外壁の状態を確認するため、事前調査を行いました。 外壁が剥がれたり、傷んでいる部分に、スプレーで黄色くマーキングをしておきます。 ひび割れている箇所が、多数ありました。
ビルの裏面の、サッシが朽ちて穴が開いていました。何と、穴の中にスズメが住んでいました。サッシまわりのシーリングもボロボロです。
エアコンの穴は、本来はパテなどで塞ぐべきですが、上の写真のように塞がれていません。
窓に設置されている、鉄製の格子が錆びていました。
外壁の劣化状況で特に深刻だったのは、多くの箇所で発生していた「爆裂」という現象です。 爆裂現象は、建物内の鉄筋が腐食し、鉄筋が膨張していくことで起こります。 外壁内で膨張した鉄筋が、内側から外壁のコンクリートを押して、亀裂が入ったり浮いたりします。 最終的には、今回の現場で多く見られるように、欠損してしまいます。 放っておくと、外壁墜落のリスクが生じ、ビルの構造に深刻なダメージを与えるため、今回の工事でしっかり補修をする必要がありました。

【3】外壁の高圧洗浄を行う

外壁に付着した汚れを落とすため、高圧洗浄を行いました。 高圧洗浄は、外壁の塗装を長持ちさせるために重要な作業です。 外壁表面の汚れを取り除かないまま塗装をすると、仕上がりの見栄えが悪くなるだけでなく、塗装が早くはがれてしまう可能性が高くなります。

【4】既存シーリングの撤去・クラックのU字カットなどを行う

錆びて朽ちたサッシなどの、撤去を行いました。 剥がれかけている外壁も、補修のためにポロっと取れる範囲で、剥がしました。 誘発目地ふくめ、あちこちでシーリングが切れているのを、これも補修のために1度撤去します。 一部は、シリコンシーリング材が使用されていました。 シリコンの上からは塗装ができないので、外壁には使わない方がいいものです。 これらもすべて綺麗に撤去しました。
あわせて、シーリング用のプライマー材を塗っていきます。 併行して、サビや汚れを除去して下地を整える「ケレンがけ」作業を行いました。ケレンがけを行うことで、外壁塗装が綺麗に仕上がります。 また、ケレンがけを行うことで、塗装が早く剥がれてしまうリスクを減らすこともできます。

【5】外壁の剥がれ箇所やクラックの補修などを行う

先述した「爆裂」を起こして外壁が剥がれた箇所などの、補修をしていきます。
左官で埋めるように補修した後、周囲にあわせてパターン付け(模様付け)を行いました。 塗装仕上げをした後も、補修箇所が目立たないようにするための工夫です。 先ほどU字カットを行ったクラックへは、外壁塗装に使ってもいい素材のシーリング材を使って、補修を行いました。 また、サッシまわりのシーリングのやり替えも行いました。 こうした補修箇所は、想定の倍以上ありました。 ビルが築60年と古く、これまで1度もちゃんとした補修工事を行うことができなかったためと思われます。

【6】防水材を塗り(2回塗り)、トップコートを塗る(2回塗り)

塗装の下塗りには『水性ソフトサーフSG』を、上塗りには『水性弾性セラミシリコン』を用いました。 雨漏りのリスクが少なくなるように、防水系の塗料を選択しています。

【7】分譲部分のベランダを塗装する

ビルは、一部が分譲になっていました。 お客様が希望されたので、分譲部分のベランダも塗装しています。 まずはベランダに置いてある動かせるものを動かし、高圧洗浄をしました。 天井や鉄部など、場所に応じて塗料を選択し、綺麗に仕上げています。

まとめ

以上で、今回のビルの外壁塗装工事は完了です。 爆裂部分など、劣化が激しい部分もありましたが、うまく補修することができ、外壁塗装で綺麗に仕上がりました。 オーナー様も、ひと安心してくださっています! ⇒ ビルの外壁補修・外壁塗装を行うなら実績豊富な『村上塗装』にお任せください!

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