施工概要 / OVERVIEW
【地域】栃木県
【施工内容】商業ビル
【工期】工事費:550万円
【施工箇所】商業施設の外壁・看板
【建物構造】鉄骨2階建て
工程の概要 / PROJECT DETAILS
【1】看板部分:足場と養生
【2】看板部分:シールの打ち替えと凹み・穴の補修
【3】看板部分:ケレンがけ
【4】看板部分:高圧洗浄
【5】看板部分:材料の攪拌(かくはん)と塗装準備
【6】看板部分:錆止め塗装
【7】看板部分:下塗り・中塗り・上塗り
【8】看板部分:笠木の塗装
【9】看板部分:ロゴ部分の塗装
【10】外壁部分:塗装
工事の概要
栃木県足利市にて、チェーン店の商業施設の外壁塗装と看板塗装(内側・外側)を行いました。
既存の塗装は経年劣化により、全体的に色あせており、特に原色である青や赤の退色が目立ちました。
看板は、高さが約15mあります。
当初は看板の外側だけ塗装をする予定でしたが、
調査により内側が錆びていることが判明したので、内側・外側の両方を塗装することになりました。
日中は主に看板の塗装を、お客様の出入りがなくなってからは外壁の塗装を、というように併行して進めていきました。
Before
After
今回の工事の内容
1】足場組み・シート養生
看板の周りに、足場と養生を施しました。
【2】看板部分:シールの打ち替えと凹み・穴の補修
看板の継ぎ目に施されている
古いシーリングを撤去して、新たにシーリングを施しました。
看板の凹んでいる部分や、穴が開いている部分へは、シーリング成形による補修を行いました。
【3】看板部分:ケレンがけ
表面の錆びや汚れを落とし、後に塗る塗料の定着性を高めるために、「ケレンがけ」という作業を行いました。
ケレンは聞き慣れない言葉かもしれませんが、「やすりがけ」をイメージしていただければと思います。
【4】看板部分:高圧洗浄
看板周りの、高圧洗浄を行いました。
表面に付着した汚れやホコリ、剥がれかけた塗装などを除去します。
こうして表面を綺麗にすることで、後に塗る
塗料の密着性が高まり、美しい塗装が長持ちしやすくなります。
【5】看板部分:材料の攪拌(かくはん)と塗装準備
先方指定の材料を、準備しました。
既定の分量を守って材料を調合し、攪拌(かくはん)しました。
今回の塗装に使用する、エアレススプレーガンの中に、材料を充填しました。
【6】看板部分:錆止め塗装
看板の折半屋根材の部分へ、錆止め材の吹き付け塗装を行いました。
さらに、ローラーが適した部分へはローラーで、刷毛が適した部分へは刷毛で、錆止め材の塗装を行いました。
【7】看板部分:下塗り・中塗り・上塗り
看板の表側へ、下塗り・中塗り・上塗りを行いました。
基本は、先述した
エアレススプレーガンによる、吹き付け塗装を行いました。
角波板への塗装は、刷毛などを使うと線が入りやすいためです。
吹き付け塗装なら、線が入らず効率的に塗装を進められます。
凹凸に対し左右から吹き付けて、最後に正面から吹き付けることが、綺麗にムラなく仕上げるコツです。
看板の鉄骨部分は、茶色に塗装を行いました。
【8】看板部分:笠木の塗装
コーキングを打ち替えた後、笠木のローラー塗装を行いました。
塗料が飛散しやすい高い場所なので、気を付けて塗り進めていきました。
また、看板に付いている照明器具へも塗装を行いました。
【9】看板部分:ロゴ部分の塗装
下地の青の塗装が終わったら、ロゴ部分の塗装を行いました。
【10】外壁部分:塗装
外壁はお客様の出入りがある付近なので、足場を組まずに、高所作業車にて塗装作業を実施しました。
当社は、高所作業車の資格を持つスタッフが在籍しています。
高所作業車は移動に時間がかかるため、手早い作業は難しいですが、(高所作業車を利用すると)足場を組まずに済むぶん、店舗営業への影響を抑えることができます。
駐車場の立て看板も、錆止め材から順番に塗装を行いました。
まとめ
以上が、今回の商業施設の外壁塗装工事の、大まかな流れです。
原色は透けやすいため重ね塗りをしっかり施したことと、時間帯によって塗る場所を変えた(看板・外壁)ことが、今回の工事のポイントです。
効率的に塗装を行える吹き付け塗装を採用したことで、工期を抑えることができました。→ 本社事務所の外壁塗装・屋根塗装を行うなら実績豊富な『村上塗装工業』にお任せください。