木造2階建て個人住宅の屋根・外壁塗装事例|愛知県豊明市

Case #101

木造2階建て個人住宅の屋根・外壁塗装事例|愛知県豊明市

地域

愛知県豊明市

施工内容

一戸建て

掲載日

2022-11-15

施工概要

OVERVIEW

工期

21人工 24日間

施工箇所

屋根・外壁

建物構造

木造2階建て

工程の概要

PROJECT DETAILS

【1】屋根・外壁の高圧洗浄

【2】サイディングの目地シール打替え

【3】サッシュ廻りのシール増し打ち

【4】屋根材の各種補修

【5】屋根の塗装(下塗り→中塗り→上塗り)

【6】外壁の塗装(下塗り→中塗り→上塗り)

【7】軒天・破風板のEP塗装

木造2階建てにて、屋根塗装と白色とブルーグレーの2色に色分けした外壁塗装を実施

今回ご紹介するのは愛知県豊明市にて、木造2階建て個人住宅の屋根と外壁塗装を手掛けた事例です。

住宅が竣工して以来、一度もメンテナンスを実施してなかったため、劣化が進んでおり気になっていたご依頼者さま。

元受けの業者さまよりご依頼があり、当社にてメンテナンスのための屋根と外壁の塗装を実施しました。

Before
After

屋根、外壁の塗装工事の内容

それでは、今回の作業の流れをご紹介します。

今回は元受けの業者さまによって、足場組みと養生のためのメッシュシート張りは実施済みだったため、その足場を利用して塗装作業を開始しました。

【1】屋根・外壁の高圧洗浄

塗装作業を行う前に、まずは高圧洗浄で屋根や外壁に付着した汚れを取り除きます。

屋根表面の汚れを取り除かないまま塗装をすると、仕上がりの見栄えが悪くなるだけでなく、塗装がはがれてしまう可能性が高いためです。

高圧洗浄作業は、屋根から開始しました。

屋根の次は、外壁の高圧洗浄作業を実施します。

【2】サイディングの目地シール打替え

次に、外壁に使用されているサイディング材の目地のシールを打替えします。

使用されているシールを取り除き、新たにシールを打ち直しします。

経年劣化によって、シール材は劣化します。

そのまま放置すると目地の隙間から雨水が侵入し、雨漏りが発生する懸念があるためです。

【3】サッシュ廻りのシール増し打ち

窓枠に使用されているアルミサッシュと、外壁のサイディング材の間にもシールがされています。

サッシュ廻りのシールは、先ほどとは違い、既存のシールは取り除きません。

理由は、既存シールを取り除く際に、中にある防水シートが破れる危険性があるためです。

そのため、サッシュ廻りは、既存のシールの上に新たなシールを打ちます。

【4】屋根材の各種補修

屋根材も一部割れが発生していました。そのため塗装前に補修を行います。

補修には、瓦用の接着剤を使用します。

割れた屋根材を、元の位置に接着剤を使用して取り付けます。その後屋根用のコーキング材で仕上げました。

写真の通り、屋根材の色と目地の色が異なりますが、この上から塗装を行うため、色の違いは分からなくなります。

【5】屋根の塗装(下塗り→中塗り→上塗り)

補修が完了すると、屋根の塗装を行います。

塗装は、プライマー塗装と呼ばれる下塗り、中塗り、上塗りの流れで施工します。

下塗りの工程。下塗りは乳白色の塗料で、乾くと透明になります。

下塗りに使うプライマーは、屋根材と次に塗る中塗り材との密着を高める役割があります。

今回は水性のプライマーを使用しました。

プライマーは乾くと効果を発揮します。

中塗りの工程。ローラーを使用して塗布していきます。

お客様のご希望で黒色を選択しました。

同様に上塗りも施工して完了です。

【6】外壁の塗装(下塗り→中塗り→上塗り)

次に、外壁の塗装を行います。

外壁も屋根と同様、プライマー塗装と呼ばれる下塗り、中塗り、上塗りの流れで施工します。

ただし今回はお客様のご希望で、外壁を白色とブルーグレーの2色に色分けして塗装を実施しました。

下塗りの工程。下塗りは乳白色の塗料で、乾くと透明になります。

中塗りの工程。外壁はローラーや刷毛を使わず、吹付による塗装を行いました。

窓廻りなどは、白色で仕上げました。

上塗りを実施して完成です。

【7】軒天・破風板のEP塗装

軒天と呼ばれる、軒の裏の天井も塗装します。

軒天は、EPと呼ばれるエマルションペイントを塗装します。水性の塗料で、色は艶消し白を選択することが一般的です。

軒天に艶ありの塗料を選択すると、壁の色が反射して見栄えがよくないため、あまり艶ありの塗料を選択することはありません。

こちらも吹付による塗装を行いました。

刷毛塗りに比べて、吹付塗装は次のようなメリットがあります。

  • 養生シートのテープのラインを活かすことで端部がきれいに仕上がる
  • 一度できれいに塗装できるため、手直しが少なくて済む
  • 早く施工できる
  • 刷毛塗りに比べ塗料を少なくすることができ、塗料無駄遣いがなくなる

デメリットとして「周囲への飛散」ということが挙げられますが、足場に養生を施し、吹付の圧力を下げて実施することで、周囲への飛散を回避できます。

また、破風と呼ばれる屋根の端の部分も塗装します。こちらはローラー塗りが適した形状となるため、ローラーにて仕上げました。

まとめ

今回は、木造2階建ての戸建て住宅の屋根塗装と白色とブルーグレーの2色に色分けした外壁塗装を実施しました。

住宅が竣工して以来、一度もメンテナンスを実施してなかったため、劣化が進んでおりました。

当社では今回のような戸建て住宅の屋根塗装、外壁塗装を積極的に行っております。

2色に色分けするなど、デザイン性やきれいな仕上がりにも自信をもって対応いたします。

まずはお気軽にご相談ください。

熟練の職人による外壁塗装・屋根塗装をお任せしたい方は、村上塗装工業までご相談ください。

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